プラスチック敷板に使う連結金具
プラシキ、プラ敷板、樹脂敷板とも呼ばれているプラスチック敷板ですが、連結金具を使用することにより、敷板のズレ防止・飛散防止に役立ちます。この記事では連結金具の種類と連結にまつわる疑問について解説します。
連結金具の種類
強化型プラスチック敷板の連結金具は次の2種類があります。
門型ピン(写真手前)
地面に打ち込み固定しながら2枚の敷板を連結するのに役立ちます。平板金具に比べて装着が簡易ですが、使用環境により門型ピンが浮き上がることがあります。定期的にチェックして必要に応じてゴムハンマーで打ち込みます。柔らかい地質では⼟に打ち込む脚の部分が⻑い⾨型ピン(特注)がおすすめ。
平板金具
連結用穴に差し込み、2枚のこうじばんを連結します。打ち込みできない舗装路に使⽤します。また、⾨型ピンよりも確実に連結しますので、⾮舗装路でも⻑期間の現場では使⽤します。
連結にまつわる疑問
敷板の連結や連結金具にまつわる様々な疑問について解説します。
必ず連結する必要がある?
強化型プラスチック敷板はズレにくいため、ほとんどの方は購入されません。ただ、現場や期間によって必要になることもあり、必要なときに購入されることが一般的です。強風で飛散しないように、敷板どうしを連結したり地面に固定したりすることもあります。
傾斜がある現場ではズレる?
傾斜がある現場では敷板がズレやすいため、連結することをご検討ください。ただ傾斜がきついと、連結していても、連結した敷板全体が下方にずれることもありますので、十分ご注意をお願いします。
連結金具は何本必要?
列で敷く場合は1枚あたり2本、面で敷く場合は1枚あたり3本が目安となります。敷設方法や連結金具タイプにより使用する本数が異なります。
詳しい施工方法についてはこちらの記事をご覧ください。
【解説】プラスチック敷板の施工術